放っといてくれ。

追っかけやってます

ファンとキャストの距離感

おたく観はそもそも変わってると思うし、よって私は気難しくてクセのあるおたくなんだと思う。

今の現場来てから友達作らないようにしたのは色んな理由があるけど、そもそもどこの現場行ってもおたく観が合う人ってなかなかいないのかもしれない。

 

今日はファン同士の関わりじゃなくてファンとキャストの関わりについて話したい。

私の推しさんはすごく丁寧な人で、認知あっても長年通ってるおたくでも年下であっても同い年でもあっても、ファンと話す時敬語は絶対に外さない。

わたしはその姿勢を見てすごく丁寧な人だと思うし、誰に対しても同じ対応をしてるところを見ると平等で誠実な人だなと思う。

 

一方で、同じ現場にそうじゃないキャストもいる。初対面で友達のように喋るキャストは常連相手になると本気で身内のような扱いをする。これは偏見だけど、正直に言ってしまうと、このお仕事をしてる中では推しさんみたいな人の方がきっと珍しい。その場のノリで優しくして勘違いさせたり、機嫌悪い時に対応して何あいつと見離されたり、そんなキャストさんもいっぱいいる。

 

さっきも言った通り、わたしの推しさんはあまり気分には左右されない方だと思うし、いつでも誰でも同じ対応をする。

けど推しさんだって人間だから、それが嫌になったりしんどくなる時だって、絶対にある。私はまだ1年未満のおたくだからその時の調子なんか見ただけじゃわからないけど、どう思われるかの心配はずっとしてしまう。何でって、そういう性格だから。キャストじゃなくても例えば友達とか先輩でも、私は常にどう思われるか考えながら動いてしまう。これは仕方ない、性格だから。

 

だから私、この距離の現場向いてないって、今日はっきり思ってしまった。向き不向きではないけど、もうイベント中に会場内を出演者さんたちがウロウロ動き回るイベントにはもう行かないかもしれない。

きっかけとなった出来事は特にないし、なんか今日裏に引っ込んでること多いなとは思ったけど、何かの行動で不快に思ったわけでもない、体調も悪くない。

でも今日の私は推しさんのステージを見てその後喋ることも写真を撮ることもなく差し入れだけ受付に預けて帰ってしまった…

喋りたくなかったわけじゃない、写真も撮りたかったけど…そこらへんにウロウロしてるファンの人がウロウロしてるキャストさん達と話してるところを見て、色んなことを考えてしまって、そんな気分じゃなくなった。

 

「わたしのこと覚えてますか!?」て突撃してる女の子がいた。もうこれが私的に絶対NG。そんなこと言われてわかりませんなんて答えられるわけないじゃん、話しかける時はまず自分から名乗るのが常識でしょう、

ただその子に話しかけられたキャストさんは「うーんわからへん!ごめん!そのビールちょっとちょうだい!」って答えてて…なんやそれ…ってなってしまった。それで喜んでるファンの子もわからない。何を求めてたんだ一体。

 

まあ具体的には書かないけど、そんなことが何回かあって。周り睨んでるわけじゃない、ただ見渡してたら勝手に目に入るし聞こえる。それで私が勝手に嫌な気分になってるだけ。気難しいおたくなので。

 

そんな性格だから、距離が近いと色々考えてしまう。

若手俳優さん追っかけてた時代じゃないけど一方的な愛の方が私には向いてるかもしれない。

一方的にメディアでみて、一方的に差し入れ送って。何の見返りもない毎日。年に一回くらい接触イベントがあれば誰よりもお金は使うけれど認知はない。楽。

今の現場入った頃も最初の方は認知もいらないと思ってた!その考えが正しかったよ、今思い返すと。

 

すれ違った時に話しかければいいのか、でもそれで不快にならないか、かと言って無視したらそれも感じ悪いんじゃないのか。とか色々考えてしまう私はやっぱり今の現場向いてません。

そこまでの考えに至ること自体が痛いのかもしれないけど、そこは放っといてください。